はじめに:簿記を目指した理由
私は建築会社で事務職として働いており、建設業経理士2級の取得を目標にしていました。
そこで、まずは簿記の基礎知識を身につけようと考え、簿記3級の受験を決意しました。
ただ、当時の簿記知識はゼロ。高校時代に数学が好きだった程度で、仕訳や財務諸表の見方もまったく分からない状態からのスタートでした。
3ヶ月で合格!私の学習スケジュール
勉強スケジュールと使用した教材
・勉強期間: 3ヶ月
・1日の勉強時間: 平日1時間未満、休日2時間
・学習スタイル: 主にカフェで勉強
社会人として働きながらの勉強だったので、平日は仕事終わりに短時間、休日はまとまった時間を確保するようにしました。
使った教材とその感想
• スッキリわかるシリーズ(TAC出版)
簿記初心者でもわかりやすい構成で、イラスト付きの解説が理解しやすかったです。
• TAC予想模試
本試験と同じ形式の問題に慣れるために活用。試験直前に解くことで、苦手分野を確認できました。
独学でしたが、この2つの教材を使えば合格圏内を狙えると感じました。
勉強法のポイント
科目ごとの対策
基本的には、「テキストを読む→問題を解く」の繰り返し で進めました。各章ごとにインプットとアウトプットを繰り返すことで、知識の定着を図りました。
実践した勉強法
• 基礎問題を完璧にすることを優先
まずは仕訳を正確にできるようにし、その後、試算表や財務諸表の作成に取り組みました。
• 試験直前は予想模試を解く
本番を意識して制限時間を設けながら問題を解くことで、時間配分の感覚を掴みました。
モチベーション維持の工夫
学習の進捗が見えるように、問題を解いた後に採点し、点数を記録 しました。回数を重ねるごとに点数が上がっていくと、成長を実感できてモチベーションが維持できました。
- 試験当日の流れと手応え
当日の持ち物とスケジュール
受験当時はパソコン試験(CBT方式)がなかったため、筆記用具、電卓、腕時計 を持参しました。
試験問題の印象
難易度は高く感じませんでしたが、周りの受験者が電卓を叩く音が気になった ので、試験中の集中力が重要だと実感しました。特に、ものすごい速さで電卓を打つ人がいて「すごいな」と思ったのを覚えています。
合格の確信は?
試験後すぐに自己採点し、合格圏内だと分かりましたが、記入ミスがないか気になって結果発表までは少し不安 でした。
合格後のメリットと活かし方
簿記3級を取得して良かったこと
• 経理の業務で理解が深まり、実務に活かせるようになった。
• 久しぶりに資格試験に挑戦し、成功体験を得られたことで「勉強の楽しさ」を思い出した。
仕事や生活への影響
簿記の基礎を学んだことで、目標としていた建設業経理士2級の勉強がスムーズに進み、そのまま資格取得につながった ことが大きな収穫でした。
さらに取りたい資格
簿記の勉強が楽しかったので、簿記2級にも挑戦したい と考えています。
これから受験する人へのアドバイス
やってよかったこと・後悔したこと
• 良かったこと: 家以外の環境(カフェなど)で勉強すること。
• 後悔したこと: 試験本番は周囲の音が気になるので、集中力を鍛えるべきだった。
受験を考えている人へメッセージ
簿記は、社会人として勉強して損のない資格です。特に事務職を目指す方にとっては必須のスキル と言えるでしょう。
簿記3級は、勉強すれば確実に結果が出る資格 です。コツコツ取り組めば必ず合格できますので、諦めずに頑張ってください!
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